③太郎さんのお墓でのビジョン

レインボーアーティストたみのともみです🌈



前回のつづき。


お墓の場所は
東京。




多摩霊園という
ものすごく広い霊園の一角に
岡本太郎さん
パートナーの敏子さん
太郎さんのご両親のお墓はあった。

お墓まで行く人なんて
稀だろうと思ったら
わたし以外に6人もの方と
太郎さんのお墓で遭遇!




墓石が作品にもなっているから
作品を見れるというのもあるだろうけど
死してもなお
こうして人を惹きつけるパワーは
いったいなんなのか?




先にお参りされていた方々が
帰られて
ちょうど誰も居なくなり
静かに意識を合わせる。



「己であれ」
男性の力強い声が
わたしの内側に響いた。



声の主は太郎さんなのか
誰なのか
自分自身なのかわからないけれど



「何にもなろうとしなくていい。
思いっきりやればいい。」



そして一言
「書け!」
と喝を入れるような強い言霊で
受け取った。




言葉としてではなく
イメージで
書けといわれたのは
文章だと感じた。




(何を書いたらいいんだろう?)
突然のことに困惑していると
「体験」
と浮かんだ。




そして目を閉じたまま
もう少し深いところに
意識を合わせると




今度は
未来か宇宙の研究所の内部のような
真っ白な建物の中に
わたしがいるビジョンが浮かんで



それは
マトリックスに出てくるような
建物の内部で
迷子になりそうな空間の
ひとつの扉を開けると




そこもまた真っ白な部屋で
真ん中に大きなモニタースクリーンと
沢山のボタンやスイッチのついた
操作板のようなものがあり




その前にある椅子に
女性が座っていて
隣には男性が立っていて
一緒にモニターを見ていたのだけど




わたしが部屋に入ってきたことに気づくと
女性はスッと立ち上がり
わたしに代わりに座るような身振りをして
男性と共に奥の扉の向こうに消えた。




ひとり残されたわたしは
女性が座っていた
沢山のスイッチが並ぶ
操作板の前に座ってみたけど
どこをどう操作したらいいかわからない




だけど
これからは
自分で操作していかないといけないんだ
ということは直感的にわかった。




太郎さんのお墓を後にして
そのあと
岡本太郎美術館と
岡本太郎記念館にも
足を伸ばしてみたのだけど


どの作品もすごいパワー。
太郎さんは縄文を研究していて
そこからのインスピレーションも
多く得ておられたということ




そして
表現されているのは
宇宙のエネルギーというか
太郎さん自体が宇宙だと感じた。




それにしても…
わたしの直感は何故
いまこうして岡本太郎さんに
反応してるのだろう。
なんでここまで来たんだろう。




その答えは
東京から帰って
しばらくしてから
わかってきたのだった。





続く。。








Rainbow Arts&Labo

レインボーアーティストたみのともみ 「表現は祈り」という想いを軸に、絵画製作などの表現活動を行うほか、一般の人を対象とした表現の場づくりやワークショップを開催しています。

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